飼い主さんが出掛けている間や就寝時間には、物を壊してしまったり誤食を避けるために、極力家中を自由にさせるのではなく、サークルなどを利用しましょう!!
サークルの中には新聞紙とペットシーツを敷き、サークルの半分にはベッドを入れます
犬は本能として、自分の寝床では排泄をしたがらないという習性があるので、自然と寝床以外の場所で排泄をするようになります。
但し、サークルやベッドが多きすぎると、その中で排泄してしまうことがあるので、ペットの体に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

サークルやクレートとは”安心して休める場所”として慣らしておきましょう。
ただし、飼い主さんの都合でサークルやクレートに長時間に閉じ込めておくのは正しい使い方ではありません。
長時間サークルやクレートに入れたままの状態で成長した子犬は、周囲の環境からさまざまなことを学習する機会を失ってしまうため、刺激に対して敏感で、興奮しやすく、臆病な犬になりやすいといわれています。又、咬みついたり破壊行動などの問題行動の原因にもなってしまいます。
飼い主さんが見てられる範囲では家のなかで自由にさせ、家の外にもできるだけ頻繁に連れ出してあげましょう。
ただし、子犬を家のなかで自由にさせるためには、室内の環境を整える必要があります。
環境を整えるというのは、子犬のしそうなことを予め予測して、子犬にとって危険のない、飼い主さんにとって不都合なことが起こらないようにしておくという意味です。
サークルやクレートを安心できる場所と教えるには…??
Step1:おもちゃやおやつを使ってサークル(クレート)内に誘導します
いきなり扉を閉めてしまうとびっくりして恐い場所と記憶しまうので、扉は閉めてはいけません
Step2:少し慣れてきたら、静かに扉を閉めて数秒で扉を開けて子犬を出します
Step3:徐々にサークル(クレート)内にいる時間を延ばしていきます
◇無理矢理サークルに閉じ込めてしまうと嫌な記憶が残ってしまうので、自分から入っていくのを待ちましょう
◇サークルに大人しく入っている時には、「いいこだね〜」とほめたりおやつを与えましょう
大げさに褒めてしまうと、興奮してしまうことがあるので静かに笑顔でほめます。
◇サークルから出すタイミングは犬が大人しくしているとき!!
「吠えたら出してくれた」ではなく、「静かにしていたら出してもらえた(おやつがもらえた)」と覚えさせましょう。