しつけとは…

犬のしつけとは犬と飼い主、その周りの様々な人々が快適に過ごせる事を目的としています現在、ペットの寿命は大きく伸び、小型犬であれば15才近くになる事も珍しくありません。これからも楽しく家族の一員として過ごすのか、ただ大変な世話だけで終わってしまうかは、子犬の時期のしつけによって大きく変わります。

しつけについての家族理解

犬のしつけには家族全員での取り組みが大切です。犬を訓練に出したが、しばらくしたら元のヤンチャな姿に戻ってしまった・・・という話をよく聞きます。1人の人が頑張ってしつけをしても、もう1人の人が甘やかしてしまったり、違う方法でしてしまうと、犬も迷ってしまいなかなか覚える事ができません。

家族全員で、統一した方法を話し合い身に付けましょう 。

しつけの適齢期(社会化期)

仔犬の『社会化期』と呼ばれる生後3〜14週齢の頭のやわらかいうちに、いろいろな事を覚えさせましょう。

成犬になってからのしつけにはかなりの時間がかかってしまいます!!

ちなみに、猫の社会化期は生後3〜7週齢の時期です。

社会化期とは、子犬・子猫が将来どんな性格になるかを大きく左右する大切な時期で、しつけの適齢期といわれています。この間にさまざまな刺激に慣れさせることが重要となります。

もし、子犬・子猫のうちに飼い主さん以外の人や動物触れ合わずに育っていくと、人や動物に対して攻撃性を持ったり、臆病な性格になってしまうことがあります。

社会化期に是非してほしい事

◇他の犬・猫と遊んでみましょう

  ワクチン前で接することができない場合や、他の犬・猫との接触をすごく怖がる子は無理に近づけずに飼い主さんが抱いて見せるだけでも十分

◇老若男女さまざまなタイプの人と楽しく触れ合ってみましょう

  男性・女性・老人・子供など家族以外のタイプの人と交流する

◇周囲の環境など、さまざまなものに対する適応能力を身につけましょう

  車・電車・雷や、おうちの周りの環境に慣れさせる

犬のしつけの基本

<主従関係を身につけさせる>

犬は群れで生活する動物です。“家族”という群れの中で誰がリーダーかを教えておくと、その後、他のしつけもしやすくなります。

<日常生活に必要なしつけ>

・ 噛みぐせをなおす・・・甘噛みを放っておかない

・ ハウス       ・・・自分が一番落ち着ける場所を覚えさせる

・ トイレ       ・・・家の中の決まった場所で排泄させる・散歩での排泄

               を教える

犬の問題行動!!

家庭の中で…

◇噛みぐせ・・・人を咬む、家具等を咬む

◇吠える ・・・来客に対して異常に吠える

◇トイレ ・・・決まった場所で排泄できない

病院で…

◇他の動物への攻撃性 ・・・待合室でまっていられない

◇ ケージに慣れていない・・・入院による治療、預ける事ができない

◇人への攻撃性    ・・・診察ができない、入院中の世話ができない

◇触られるのを嫌がる ・・・爪切り、耳の治療などができない

この他にも誤飲、誤食による中毒、胃切開、腸閉塞など、しつけによって防ぐことができたであろう、入院、手術は少なくありません。

又、問題行動には何等かの理由があると思って理由をまず考えましょう。

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