新しく仔犬を飼いワクチン接種の為来院された際にしつけの現状をお聞きしますが、一番多い悩みはやはり「甘咬み」のようです!!

兄弟と長く一緒に過ごした仔犬は遊びの中で加減を知りますが、早くに離されてしまうとそれができないので教える必要があります。痛くないからと放っておかずに、いけない事をしっかり教えましょう。大人と子供では叱る時の声の大きさや迫力に差がある為、子供さんにだけに咬む、という話もよくお聞きしますのでご家族でしつけについて話し合いみなさんで取り組んで下さい!!

理由を考えよう

□歯が生えてきて歯茎がむず痒い

□遊び足りない(ストレスがたまっている)

□社会化が不十分で、咬み加減がわからない  

など…この時期の甘噛みは当たり前なことかもしれませんが、大人になっても続いてしまうと困ってしまいます。

小さい頃にしっかりと教えてあげましょう!!

教え方

部屋から出て行く方法

 ・ おもちゃを使って充分仔犬と遊ぶ時間を持ちましょう。

 ・この時、途中で咬み付いてきたら「痛い!!」とはっきりと言って中断し、おもちゃを持って部屋から出ます。時間は1分位で充分ですが毎回1分後にきっちり戻ってくると、それを学習してしまうので時にはトイレに行くなど用事を済ませてから戻るようにします。

 ポイント

   ☆短時間に何度も行う方が効果的

☆遊ぶ時には必ずおもちゃを使用し、手や足を使って遊ばない

※使用するおもちゃは、転がったり、手に持って気の引く事の出来る物が良いでしょう。使い古しの靴下やスリッパ等の生活用品は新品との区別が付かないので絶対に避けて下さい。引っ張りっこをする場合は必ず飼い主さんが勝って遊びを終了します。

◆「オフ」の号令を教える方法

 ・犬用のおやつを手に握り、仔犬が取ろうとしたら「オフ」と低い口調で言います。仔犬が口を引っ込めた瞬間に「OK」と明るい口調で言いおやつを与えます。

 ・口を引っ込めなければ手を引き、理解するまで繰り返し何度も行います。理解したら「オフ」で咬むのを止めさせます。

※ おやつは小さく一口で食べられる物にします。アレルギーでおやつが食べられない子はいつも食べているドライフードで代用して下さい。 

他にも色々な方法がありますので本やインターネットを活用して、取り組み易いものを選んで下さい

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